日韓首脳会談

昨日ソウルで行なわれた日韓首脳会談の内容が続々と入ってきている。

読売　歴史問題、溝埋まらず…日韓首脳会談
産経　首相、新追悼施設は国民世論考慮し検討　日韓首脳会談
日経　日韓首脳会談、靖国・歴史認識で応酬
毎日　日韓首脳会談：「靖国」は平行線　追悼施設の検討は確認
朝日　歴史問題で溝埋まらず　日韓首脳会談

上記は国内の各メディアのソース元だ。ソースは各自で読むように。
もちろん韓国内のメディアも、日韓首脳会談を一斉に報じている。

会談内容を見てると、首脳会談をやる意味があったのかと思ってしまう。２時間中
１時間５０分は盧武鉉による靖国、歴史問題攻撃だ。その他は残り１０分。６カ国協議
関係の話がもっと重要だろうよ。まぁ、盧武鉉の攻撃をのらりくらりと交わしていた小泉
総理はグッジョブというところか。その証拠に、小泉首相から何の譲歩を引き出せ
なかった盧武鉉、「お互いを理解しようと努力することで共感したが、合意事項まで
には至らなかった」と軽く火病ってます。
その中でも、新たな戦没者追悼施設を検討と、第２次歴史共同研究で両国の歴史
教科書を研究対象とする委員会を設置することで話をまとめたようである。が、これは
恐らく実現しまい。特に新たな戦没者追悼施設だが、小泉首相は会見後「靖国神社に
代わる施設はあり得ない」と言っている。検討は”決定”ではないからな。検討した結果
作りませんでしたって言ってしまえばそれまでだもんな。いい逃げ道を作っている。

何かグダグダとした首脳会談だったが、盧武鉉を封じ込めた事は賞賛に値する。
次回はもっと実りのある会談をしていただきたいものだ。