6カ国協議の足を引っ張っているのは韓国？

北朝鮮の突然な６カ国協議参加拒否により、関係国が必死な説得を行ない、６カ国
協議復帰へと促すも北朝鮮は頑なに拒否。このような時に関係国が足並みを揃え
なければならないのだが、現状としてはバラバラである。特に日、米、韓の同盟国の
足並みが重要なのだが、最近の韓国による親北政策によりアメリカが韓国に不信感を
抱き始めた。そんな中、このようなニュースが出てきた。
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「米は韓国を十分に信頼せず」外務次官発言に韓国政府抗議

韓国最大野党ハンナラ党の朴振（パク・ジン）議員は25日、韓国国会の国防委員会
議員団が先に訪日した際、谷内正太郎外務次官が「米国は韓国を十分に信頼して
いないので日本も韓国との（北朝鮮核関連）情報の共有に慎重な姿勢をとらざるを
得ない」と発言したと明らかにした。発言を受け、韓国外交通商省は「米韓関係、韓国
の対北朝鮮政策に誤解を招きかねない」と日本側に抗議した。朴議員によると、
発言は11日の非公式朝食会でのもので「（6カ国協議で）日米は右側、中朝は左側、
韓国は中間から左側に向かっているようだ」とも述べた。日本側は発言内容に関する
コメントを控えているが、「非公式な会合の中身を簡単に表に漏らすのは遺憾だ。
これでは自由に何も話せなくなる」（外務省幹部）と韓国側の情報管理の甘さを
問題視する声が出ている。

アメリカに続き、日本までもが韓国に対して不信感を抱き始めた。それどころか・・・
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中国「韓国の融和策のため北朝鮮説得困る」

国会・国防委員会所属の野党ハンナラ党・朴振（パック・ジン）議員が２５日述べた
ところによると、中国は、韓国政府が北朝鮮への宥和策を取りつづける限り、核問題
の解決に向けて北朝鮮を積極的に説得するのはむずかしい、との立場を米国側に
伝えた。朴議員は、米政府高官のコメントとして「中国の党と行政府は、北核問題を
めぐって実用派と強硬派が激しく対立している」とし「実用派は『韓国が北朝鮮に
宥和策を取る限り、中国が北朝鮮を説得できる名分がない』との点を米政府に伝えて
きた」と話した。同高官は、中国がこうした立場を表明した時点には触れていない。
１６〜１９日、米ワシントンを訪問した朴議員は、米高官の身元情報を公開しなかった。
朴議員は、また「韓国が北核問題の当事者なのにもかかわらず、北朝鮮に強硬姿勢
を示さない状況で、中国が同盟の北朝鮮に韓国より厳しい立場を取るのはむずかしい、
との点を通知したもの」とし「われわれは、中国がさらに積極的な役割を果たすことを
注文しているが、結局、鍵は韓国政府が握っているとの意味」だと説明した。

中国にまで指摘されてしまっている。中国による韓国への責任転嫁とも読み取れるの
だが、言ってる事は筋が通っているように思える。

この事受けて、韓国内のメディアまでもが韓国政府を批判し始めている。やはり最近
の韓国政府の言動は、他から見ても北朝鮮の傀儡政権化したとしか思われて
いないのだ。盧武鉉大統領が発表した北東アジアのバランサー論というコウモリ外交
を止めない限り、特にアメリカの韓国に対する不信感は増すばかりだ。ここで韓国は
考え直さなければ、北朝鮮と同列に成り下がる可能性もありうるのだ。