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たまっていた休暇の費用170万ウォンを小銭で支給
仁川(インチョン)のある船舶会社が、退職した職員の有給休暇の費用170万ウォン
(約18万円)を10ウォン、50ウォン、100ウォンの小銭だけで支給し、これを運び
きれないと近隣警察の武器庫に保管するというハプニングが起こった。H社所属の
タグボート機関長として勤め、昨年3月に退職したチョン某氏(63)は、会社側に
たまっていた有給休暇費170万ウォンを精算してほしいと要求した。しかし会社側は
「勤労契約当時『休暇の費用と退職金は年俸に含む』と明文化した」として有給休暇の
費用を支給しなかった。これに対し、チョン氏は仁川(インチョン)海洋水産庁に2度
陳情書を出し、退職後1年5カ月ぶりにその休暇費用を受け取れることになった。
しかし先月29日午後6時ごろ休暇の費用を受け取ろうと仁川市中区(チュング)にある
H社事務室を訪れたチョン氏は、会社側の準備したものを見て驚いた。勤労監督官の
指示により、やむを得ず休暇費用を支給することになった会社側は、10ウォン硬貨
14袋、50ウォン硬貨8袋、100ウォン硬貨1袋など23の小銭袋を用意していた。
銀行が営業を終え、時間外で紙幣に変えることもできず、重さが200キロを超す
小銭の袋で釜山(プサン)の家へ帰る意欲を失った。チョン氏はしかたなくタクシーを
呼び、小銭袋を近隣地区のレスキュー隊を通じ、警察官らに事情を説明して一晩、
武器庫に置いた。
雇用契約時に『休暇の費用と退職金は年俸に含む』と明文化していたにも関わらず、
有給休暇費を要求するという厚かましさもさることながら、その支給を全て小銭で
支払うという、会社側のかなりの陰険ぶりも見逃せない。
会社側としては、嫌がらせと同時に小銭だけで支払う事により「運べないからいらない」
と受領を放棄させる狙いがあったのかもしれない。ただ、一つ言える事は・・・
このような嫌がらせをさせたら、かの国の人々の右に出る者はいないという事だ。
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仁川(インチョン)のある船舶会社が、退職した職員の有給休暇の費用170万ウォン
(約18万円)を10ウォン、50ウォン、100ウォンの小銭だけで支給し、これを運び
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タグボート機関長として勤め、昨年3月に退職したチョン某氏(63)は、会社側に
たまっていた有給休暇費170万ウォンを精算してほしいと要求した。しかし会社側は
「勤労契約当時『休暇の費用と退職金は年俸に含む』と明文化した」として有給休暇の
費用を支給しなかった。これに対し、チョン氏は仁川(インチョン)海洋水産庁に2度
陳情書を出し、退職後1年5カ月ぶりにその休暇費用を受け取れることになった。
しかし先月29日午後6時ごろ休暇の費用を受け取ろうと仁川市中区(チュング)にある
H社事務室を訪れたチョン氏は、会社側の準備したものを見て驚いた。勤労監督官の
指示により、やむを得ず休暇費用を支給することになった会社側は、10ウォン硬貨
14袋、50ウォン硬貨8袋、100ウォン硬貨1袋など23の小銭袋を用意していた。
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小銭の袋で釜山(プサン)の家へ帰る意欲を失った。チョン氏はしかたなくタクシーを
呼び、小銭袋を近隣地区のレスキュー隊を通じ、警察官らに事情を説明して一晩、
武器庫に置いた。
雇用契約時に『休暇の費用と退職金は年俸に含む』と明文化していたにも関わらず、
有給休暇費を要求するという厚かましさもさることながら、その支給を全て小銭で
支払うという、会社側のかなりの陰険ぶりも見逃せない。
会社側としては、嫌がらせと同時に小銭だけで支払う事により「運べないからいらない」
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