在韓軍撤退も＝米高官が脅迫？−韓国紙

あらら・・とうとうアメリカ様はあの国を見捨てるようですな。
在韓軍撤退も＝米高官が脅迫？−韓国紙

９日付の韓国紙ハンギョレはローレス米国防副次官（アジア・太平洋担当）が今月
４〜６日に極秘訪韓し、外交通商省や国防省の高官に対し、「（米韓同盟の懸案で）
米国側の要求を受け入れない場合、在韓米軍を撤退することもある」などと発言して
いたと報じた。在韓米軍の朝鮮半島以外への展開問題や北朝鮮の崩壊に備えた軍事
作戦計画策定などをめぐり、米韓は意見が一致していない。発言が事実なら、米側の
要求受け入れを韓国側に強く求めた一種の「脅し」とも受け取れる。同副次官は「韓国
の戦略的価値は終わった」とも述べたという。

最近の韓国による北朝鮮擁護により、アメリカは韓国を守っても意味が無いと悟った
のであろうか。記事内には　”一種の「脅し」”とあるが、私には”最後通告”に見えて
ならない。同盟国が敵国を庇っているのだから始末に終えない。身内にスパイを
飼っているようなものだ。この報道を受け、韓国外交通商部は必死に否定している。

「韓米同盟は強固」、米高官発言受け外交通商部が強調

外交通商部は９日、米国防総省のローリス副次官補（アジア・太平洋担当）が、在韓
米軍撤収をほのめかす発言をしたことと関連し、「韓米の同盟関係は数人の実務者
の発言によって左右されるほど弱いものではない」と強調した。李揆亨（イ・ギュヒョン）
報道官名義の報道参考資料で「これは現在強化されている韓米同盟関係の現状を
反映したものではない」と説明している。（一部引用）

う〜ん・・・その数人の実務者がアメリカの代表として発言してるのではないの
だろうか。幾らアメリカが韓国に軍事計画を打ち出しても、事あるごとに北朝鮮擁護で
拒否をする。これで米韓同盟が強化されていると言えるのであろうか。

同盟は強固なもので、その強さは今月１０日の韓米首脳会談で再確認されるだろう」
と強調した。
ブッシュ自ら　”韓国はどっちの味方なのか？”と言っているようだが。米韓首脳会談
で直接ブッシュから引導を渡されたら凍りつくだろう。
そもそも以前の米韓首脳会談では、アメリカが韓国側に通告してきた会談時間は
１５分。それを何とか頼み込んで３０分に変更。会談場所はホワイトハウスだ。日本の
首相とは随分違う待遇だ。今回はどうか分からないが、ブッシュは米韓首脳会談を
重要視していないのではないだろうか。
だって、韓国の首相が随分な事言ってるようだし。

イ・ヘチャン首相「南北関係は現在がもっとも安定」

イ・ヘチャン首相は8日、「現在は、分断50年の歴史の中で南北関係がもっとも安定
している時期」と述べた。（一部引用）
イ首相はまた、「まだ米中日を始め、北朝鮮の核保有の事実を確認している国は
ない」とし、「現状が韓半島の危機状況とは見られない」と述べた。また、「北朝鮮政権
が崩壊してはならないと思う。北朝鮮が崩壊することを望んでいない」とも述べた。
（一部引用）

アメリカの考えと全く違う事を言っている。北朝鮮の核保有発言で６カ国協議関係国が
ピリピリしているのにも関わらず、まるで関係無いかのような事を言っている。これが
韓国政府Ｎｏ２の発言だ。韓国の大統領といい、首相といい、これではアメリカが韓国
を見捨てるのも無理は無い。